Hyper-V で Docker Desktop for Windows を使う(その2)


こんにちは、切口太郎です。

VS Code Remote Container で、ノマド・プログラマーへの道を切り開く第二回目です。
前回は、Hyper-V 機能が利用できる Windows 10 Enterprise の試用版をPCにインストールしました。

Windows 10 Enterprise をインストールしたのですが、つい遊んでしまって、いろいろソフトをインストールして動くか確認してしまいました。

ビジネス用の Enterprise Edition でも、ゲームが動きますね~!

1 Hyper-Vの有効化


まずは、Hyper-V を有効にします。
Hyper-V は、Windows 10 Professional 以上のエディションで利用できる Microsoft 純正の仮想化環境ソフトです。
Docker Desktop for Windows をインストールためには、Hyper-V が有効になっている必要があります。

インストールした状態では、Hyper-V が無効になっていますので有効になるように設定します。

「コルタナ」さん検索窓から、control と入力します。
候補で、「コントロールパネル」が表示されますので、クリックして起動します。



コントロールパネルが表示されます。
「プログラム」のアイコンをクリックします。

「Windows機能の有効化または無効化」をクリックします。

ちっちゃいダイアログがポップアップします。「Hyper-V」のチェックをクリックして、「OK」ボタンを押します。



Hyper-V のインストールが始まります。
インストールが終了すると、再起動がメッセージが表示されますので、再起動します。

再起動できれば、Hyper-V が有効になって起動します。
見た目は、全く変わりません。ちょっと拍子抜けします。


「コルタナさん」検索窓で、「hyper-v」と入力すると、Hyper-Vマネージャーが候補で表示されます。
これが表示されていれば、Hyper-Vが有効になっています。



2 VS Code と Remote Development 拡張機能のインストール

次に、Windows 10 Enterprise に VS Code と Remote Development の拡張機能をインストールしました。

VS Code のインストールは、こちらを参照してください。

remote development のインストールは、こちらを参照してください。

https://kirikutitarou.blogspot.com/2019/07/vs-code-ssh.html
4 VS Code 拡張機能のインストール

無事に、 windows 10 Enterprise に VS Code と Remote Development のインストールができました。



機能が豊富な Enterprise だから遅いのかと思いましたが、使ってみた感じは Windows10 Home より早いような気がします。
やっぱりビジネス用は金がかかっていますね。


3 おまけ


DD4W と関係ないのですが、Hyper-V で仮想マシンを作ってみました。

Hyper-V マネージャーを起動します。

Hyper-V マネージャーの下の「アプリ」部分に 「Hyper-V クイック作成」という、とても興味をそそるアイコンがありますので、これをクリックして、Ubuntu を仮想環境でインストールしてみました。

クイック作成はとても簡単で、Ubuntu のイメージを自動でダウンロードしてインストールしてくれます。



おおおぉ~、ubuntu 18が Hyper-V 環境にインストールできました。
少し、触ってみたのですが、ちゃんと動きます。(あたりまえか・・・)

Windows 10 Pro にすると、仮想環境もがっちり構築できるんですね。
個人で利用するのなら、 VMware player や、Virtual box をインストールしないでも大丈夫やねん! と感動しました!

Hyper-V 恐るべし・・・・


次回は、Docker for Windows を Hyper-V 環境にインストールします。



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