日本でのPython による開発

こんにちは、切口太郎です。

Pythonを始めようという方向けにPythonの可能性から、開発環境の構築方法、Pythonの言語仕様や並列プログラミングまで、プログラマーになるための基本的なポイントをお話してきました。

次のステップへ進む前に、Python の現状について少しだけお話します。

[1] Pythonを始めましょう! では、Python が利用しているアプリやサービス、データ分析や機械学習についてお話しました。

ただ、この話はグローバルなデータで、日本では Python はそれほど利用されていません。

では、日本では、どれだけ利用されていないのでしょう?

そこで、いろいろ調べたところ IPA (独立法人 情報処理推進機構)が発表している、「ソフトウエア開発データ白書 2018-2019」に、「開発で利用された言語」の集計がありました。


この集計は、IPAが主に企業の開発状況について調査してもので、対象はほぼ大企業です。

JAVAがダントツの1位ですね。
レガシーだなぁと思ったのが、COBOL が第2位であることです。

Python は、ちょこっとしかありません。
この集計には、google や amazon などの企業は含まれていませんので、日本企業のシステム開発状況と考えると、日本で職業プログラマーは依然 javaer が多いようでね。

こういうデータを見ると、「Python仕事ないからダメじゃん!」という人も多いとかもしれませんが、去年、今年の上半期の開発は、数年前に計画されたものです。

日本でも、そろそろ来るんじゃない? と思っています。






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